【注意】即日で現金が必要でも利用するべきではないサービス

即日で現金が必要!どうすればいい?

「今月は出費がかさんで給料日前に金欠になった」「冠婚葬祭でお金がいる」「大ケガをしたので治療費を払わないといけない」など、即日で現金が必要になる場合があります。
そんな時でも貯金を崩したり、親や親戚にお金を借りたりして解決できればいいのですが、即日で現金を調達する方法が見つからないと困ってしまいます。急にお金が必要でパニックになっている時に限って、甘い言葉が聞こえてくるものです。しかし、誰でも簡単に即日現金が手に入るサービスは、違法である可能性が高く注意が必要です。
今回は、即日で現金が必要でも利用すべきではないサービスを3つご紹介します。

闇金に注意!

どんなにお金に困っていても、闇金からお金を借りるのはおすすめできません。
闇金とは、法外な金利で貸付を行う貸金業者のことです。金融ブラックなどを理由に正規の貸金業者からお金を借りられなくなった人にも融資を行うため、お金に困った人が「すぐに返せば大丈夫」と考えて気軽に利用することがあります。しかし、返済ができなくなると悪質な取り立てを行ったり、返済後にもさまざまな口実を設けて強引にお金を取り立てたりするケースがあります。闇金はお金に困っている状況をうまく利用して、長期にわたってお金を支払わせる違法な行為です。
最近では強引な取り立てを行わない「ソフト闇金」と呼ばれるサービスも登場していますが、内容は闇金と変わらないため注意が必要です。

給与ファクタリング業者に注意!

即日で現金が必要なケースでも、給与ファクタリング業者は利用しないようにしましょう。
給与ファクタリングとは、勤務先から受け取る予定の賃金を、給料日前に現金化するサービスのことです。もともとは事業で生じた債権を買取の対象とする法人向けのサービスでしたが、賃金請求権を買取の対象とする個人向けのサービスとして利用されるようになりました。しかし、給与の買取をうたった違法な闇金が存在し、年率で数百~数千%もの手数料を支払わされる事例もあります。
また、恐喝や勤務先への電話などで、精神的に追い詰めるような取り立てが行われるケースも報告されています。そのため、金融庁でも給与ファクタリング関する注意喚起が行われているほどです。

SNSを通じた個人間融資に注意!

SNSを使って個人間融資を行う人も少なくありませんが、これも新手の闇金ですから利用しないようにしましょう。
SNSを使った闇金の手法として「ひととき融資」があります。これは、お金に困った女性を対象にして個人間融資を行い、その代わりに肉体関係を求める行為です。実際は体の関係だけでなく法外な利息も取っており、大きな問題となっています。
また、個人間融資では、お金を借りる際に送信した顔写真付きの身分証明書を悪用されるケースも増えています。たとえ個人間で行うお金の貸し借りでも、貸金業法の規定に違反する可能性が高い犯罪行為ですから、SNSを通した「ひととき融資」「個人間融資」は利用するべきでありません。

キャリア決済の現金化サービスなら即日で現金を調達できる!

即日でお金が必要な場合に利用するべきでないサービスについて解説しましたが、最後に利用しても大丈夫なサービスをひとつご紹介します。
それは、キャリア決済の利用枠を現金化する方法です。3大キャリアであるNTTドコモ・au・ソフトバンクの携帯電話を契約している人は、キャリア決済を利用できます。キャリア決済とは、ID/パスワード認証を使って買い物をし、代金は翌月の携帯電話料金に合算できる決済サービスのことです。この利用枠を現金化してくれる業者があり、ネット申し込みをすると即日で希望金額を銀行口座に振り込んでもらえます。
例えば、携帯キャリア決済現金化の老舗である「三つ葉STORE」は、ネット・実店舗の両方で営業していて、はじめてでも安心して利用できる業者として知られています。

まとめ

即日でどうしても現金が必要なケースでは、闇金やそれに類する違法なサービスを利用しないように注意しましょう。
これらのサービスは、お金に困っている人の足元を見て、法外な利息を取り立て続けることで利益を得ようとしています。万が一闇金に手を出してしまった場合は、警察や弁護士に相談するような事態に発展することも考えられるため、特に注意が必要です。闇金などの違法な手段に頼るのではなく、もっと安全で確実な方法を探すようにしましょう。
大手キャリアの携帯電話を契約している人は、キャリア決済を現金化できることを覚えておくと、給料日前のピンチや急な出費がある場合に役立つでしょう。