携帯キャリア決済を使うには?各社サービスと現金化の方法

携帯キャリア決済サービスを利用するには?

「キャリア決済」は、クレジットカードがなくても後払いでデジタルコンテンツやさまざまな商品を購入できるサービスです。
ユーザーの年齢や契約状況に応じて利用上限額が設定されており、使い過ぎの心配がなく安心して利用できることでも人気があります。携帯キャリア決済サービスを利用するには、携帯電話の3大キャリアであるNTTドコモ・ソフトバンク・auのいずれかと契約している必要があります。今回は、3大キャリア各社のキャリア決済サービスをご紹介します。

NTTドコモのキャリア決済

NTTドコモの携帯電話を利用している方は、キャリア決済を使ってデジタルコンテンツの購入代金を携帯電話料金とまとめることができます。
4桁の「spモードパスワード」だけで決済を完了でき、事前に簡単な設定をするだけですぐに利用できるメリットがあります。利用明細も携帯電話から「My docomo」にアクセスして管理できます。
キャリア決済の利用限度額は、初期設定で10,000円/月になっていますが、年齢や契約期間に応じて最高100,000円まで変更可能です。NTTドコモのキャリア決済と合わせて、d払いを活用するとさらに便利です。d払いでも支払い方法を携帯電話料金と合算できます。d払いは店舗やネットなどさまざまな場所で利用でき、利用金額に応じてdポイントが貯まるメリットがあります。携帯電話料金と合算できるキャリア決済の利用枠を賢く使いましょう。

ソフトバンクのキャリア決済

ソフトバンクでは、アプリやネットショッピングの代金を携帯電話料金とまとめて支払えるキャリア決済サービス「ソフトバンクまとめて支払い」を提供しています。
ワイモバイルや新プランのLINEMOでも利用できてたいへん便利です。利用可能額は、満12歳未満が2,000円、満20歳未満は20,000円、満20歳以上で100,000円です。利用額の変更など使い過ぎ防止のための設定や利用明細の確認は、ソフトバンクの場合「My SoftBank」、LINEMOの場合は「My Menu」から簡単に行えます。

auのキャリア決済

auが提供しているキャリア決済サービスは「auかんたん決済」です。
au IDを利用して、スマホやパソコンなどで購入したコンテンツやショッピング代金を通信料金と合算して支払います。このサービスは、au通信サービス契約をしている方や、UQ mobile通信サービス契約をしている方など、au IDを持っている方が利用できます。利用上限額は、12歳以下が1,500円、17歳以下が10,000円、19歳以下が20,000円、20歳以上は100,000円となっています。

携帯キャリア決済枠を現金化する方法

デジタルコンテンツや商品などの購入に使えて便利な携帯キャリア決済サービスですが、現金を引き出すことはできません。ただし、携帯キャリア決済枠を現金化するサービスを提供している業者があり、手数料を払うことで現金を手にすることが可能です。20歳以上で携帯電話を数年利用している方なら、最大100,000円のキャリア決済利用枠があり、現金化サービスは急に現金が必要になる場合に役に立つこともあるでしょう。
携帯キャリア決済の現金化業者は数多くありますが、例えば老舗業者として実績のある「三つ葉STORE」は、ネット申し込みをすると即日で指定銀行口座へ振り込むサービスを提供しています。年中無休なので土日祝日や年末年始など、急なイベントなどで現金が必要になるケースでも安心かつスムーズに手続きできます。

まとめ

3大キャリア(NTTドコモ・ソフトバンク・au)のキャリア決済サービスについてまとめました。
携帯キャリア決済は、クレジットカードを作れない方でも手軽に利用できる決済方法で、決済サービス利用のための本人確認などは不要で、すぐに利用できる便利なサービスです。コロナ禍でおうち時間が増えたことで、Amazonなどネットショッピングの機会が増えた方も少なくないでしょう。支払い方法としてクレジットカードが使えない方は、キャリア決済サービスを有効活用するとよいでしょう。
また、急に現金が必要になるような場面では、業者を通して現金化できることも覚えておくと、いざという時に役立つのではないでしょうか。