クレカが利用停止になりやすい商品まとめ

クレジットカードで購入した商品を、個人で売買して現金化する人もいれば、買い取り業者に持ち込み現金化する人もいます。現金化業者に手数料を取られない、一見便利なこの方法ですが、もちろんデメリットもいくつかあります。そのリスクのひとつが「クレジットカードの利用停止」。カード会社側に“換金目的”で商品購入したことがバレてしまい、クレジットカードの利用を止められてしまうことがあるのです。クレジットカードの現金化が注目を集め始めると同時に、この突然の“クレカ利用停止”になってしまうケースも増えつつあります。ではクレジットカードはどんなものを購入した時に止まりやすいのでしょうか？

人気のブランド物を購入したとき

質屋やリサイクルショップなどでも高価買取されているような、誰しも名前を聞いたことのあるような有名なブランド商品を急に購入した際にクレジットカードが停止されることがあります。
人気の高いブランド物のバッグやアクセサリーは、換金性が高いアイテムであることをクレジットカード会社が知っているからです。特に停止される確率が上がるのが、海外のブランドものを海外のオンラインショッピングサイトで購入しようとした時。“換金”目的ではなく“自分での使用目的”で購入した場合でも、確認のために一時的に止められてしまうことがあるようです。人気の高いブランド物で現金化を行なう時は注意が必要です。

ギフト券や金券、新幹線の回数券もクレカ停止率確率高め

質屋や金券ショップで特に換金率が高いのが金券です。Amazonのギフト券や、デパートの商品券、グルメギフトカードなど、さまざまな金券がありますが、利用できる範囲が広いほど、換金率が高くなります。そして、そういう金券を購入する場合はクレジットカードも停止されやすくなります。クレジットカード会社が販売している金券もありますが、こちらも同様にカードが止まりやすくなる傾向にあります。特に短期間に複数回チケットを購入する、高額なチケットを購入した場合は注意が必要。クレジットカード会社から“換金目的”とみなされ、カードが利用停止になるおそれがあります。同じように、質屋や金券ショップでの換金率が高い新幹線のチケットもクレカの停止率が高めなので購入の際には注意しましょう。

ゲーム機やソフトの購入でクレカ利用停止もありうる！？

「ゲーム機を購入してクレジットカードが止まるなんてそんなバカな！？」と思う人もいるでしょう。新型ゲーム機が登場するときは、量販電気店などに長蛇の列ができることもめずらしないほどの人気ぶり。ゲーム機は新型が出るまでほとんど値崩れせず、換金率が高い傾向にあります。
即日に予約完売してしまうような人気ソフトになると、転売すれば定価より高値がつくこともあります。さらにクリスマス近くになると、家電ショップなどでは売り切れてしまうことも多いため需要も高まります。このような事情からゲーム機やソフトも、クレジットカード会社からは換金性が高いとみなされることがあります。普通に購入している分には問題ありませんが、現金化に使おうと同じゲーム機やソフトの複数台購入で利用停止となってしまうケースも多いようです。

クレジットカードが利用停止になってしまったときの対処法

一般的にクレジットカード会社は、上記に挙げたような商品を購入しようとした際に止まってしまうことがほとんどです。では実際に止まってしまった場合はどうすれば良いのでしょうか？自分で使用する目的や、家族や友人にプレゼントしようとして購入したものなど、やましいことがない場合は、クレジットカード会社に電話して「なぜ止まってしまったのか」を確認するのがベストです。ブランドもののバッグは確かに購入したが「自分で使用するため」であり、ギフト券は「友人へのお祝い、お礼代わりに」というのがきちんと伝えられれば、すぐに利用再開するケースも多くあります。たとえ換金目的で購入した場合も、“換金”とはいわずに、それぞれの利用用途を説明すればカードの利用再開は十分にあり得るでしょう。しかし、これらの説明はあくまで自己責任で行うよう、気を付けましょう。

まとめ

一般的にクレジットカード会社は、上記に挙げたような利用があった場合は“換金”目的とみなし、利用停止にすることもあります。最近では、これを回避するために決済代行業者を使ったクレカの現金化をサービスしている業者も増えてきています。クレジットカード決済の専門業者を使い、うまく決済してくれるのでカードが停まることなく現金化することができます。ただしもちろん、その際の手数料が取られるので注意しましょう。