現金化詐欺に遭わないための注意点

最近注目を浴びつつある携帯電話のキャリア決済現金化や電子マネーの現金化。しかし、残念ながらこのサービスには詐欺やトラブルにあったという人も少なくありません。お金を得るために行なった携帯電話のキャリア決済現金化や電子マネーの現金化で逆にお金を減らすことにならないためにも、騙されないように自分の身は自分で守っておくことが大事。ここでは、詐欺に遭わないためにどんなところに注意すれば良いのかを具体的に挙げてみましょう。

業者選びは慎重に

詐欺に遭うなど、トラブルに巻きまれないようにするためには、業者選びが何よりも重要です。グレーゾーンと言われる携帯電話のキャリア決済や電子マネーの現金化ですが、もちろんきちんとサービスを提供して、しっかりと現金を振り込んでくれるところがほとんど。そんな中でも、悪徳業者につかまらないよう慎重になることが大事。一番わかりやすいのが「ホームページの会社概要にきちんとサービス内容、代表者、責任者、所在地、連絡先の記載があるか」ということ。これは普通の企業でも当たり前にされていることです。さらに記載されている情報、住所がデタラメじゃないか、グーグルMAPなどで調べてみるのもひとつの方法です。記載がない不透明な業者は、まず利用するのをやめておいたほうが良いでしょう。

手数料がいくらかかるのか、あらかじめ確認すること

携帯電話のキャリア決済、および電子マネーの現金化で起きるトラブルで多いのが手数料による詐欺。換金の際に、申し込みや契約の際には言われなかった法外な手数料を要求されるというトラブルです。お金を振り込まれたはいいけど、最初に提示された金額より少ない・・・。確認してみたら「手数料分が引かれています」と言われてびっくりというケースは後を絶ちません。一度振り込まれてしまったら、いくら苦情を言ったところで返金や、追加で振り込まれることはまずないでしょう。このトラブルを防ぐためには事前に換金にかかる手数料をきちんと確認しておくことが重要です。最近では、ホームページなどで手数料ゼロとうたっている業者も少なくありません。しかしその場合も簡単に信用するのではなく、契約前にきちんと確認するようにしましょう

質問に明確に答えない業者は避ける

携帯電話のキャリア決済&電子マネーの現金化について、不明点というのは多くあると思います。何か疑問点がある場合は、申し込み前に業者にいくつかの質問をしてみるようにしましょう。質問をして、親切&丁寧で明確な回答が返ってくる業者は、ある程度信頼がおけます。反対に質問の返事を濁す、回答がなかなか返ってこない業者は要注意。契約をせっついてくる業者もあまり良いとは言えません。お金が急に必要になり、急いでいる場合でも、いきなり申し込むのはなるべく避けましょう。

口コミをチェックすること

業者を選ぶ際に、絶対に欠かせないのが“口コミのチェック”。携帯電話のキャリア決済や電子マネーの現金化を扱っている業者を見つけたら、申し込みや契約をする前にまず口コミのチェックをしましょう。スマートフォンやパソコンで口コミを検索すれば、多かれ少なかれ情報が得られるでしょう。少しでも悪い評判があるところは避けたほうが賢明です。ただし、業者や関係者が自ら書き込んでいる場合もあるので100%信用してしまうのは危険です。どの口コミは信ぴょう性があって、どの口コミが怪しいか、見極めながら参考にして業者を選ぶようにしましょう。

必要のない情報は教えない

換金の取引に必要のない情報は開示しないようにするのも、詐欺やトラブルを避けるのに重要なポイントです。たとえば、“本人確認”と称して、“ネットワークの暗証番号”や“クレジットカードの番号や暗証番号”を要求されても絶対に教えてはいけません。これらの情報は携帯電話のキャリア決済現金化にも、電子マネーの現金化にも必要のない情報です。特に支払い手続きに必要なネットワーク暗証番号知られてしまおうものなら、勝手に買い物をされてしまう可能性もあります。何か「必要ですので教えてください」と言われてもその場ですぐ教えるのではなく、本当に必要なのか自分できちんと調べるようにしましょう。「早くしないと間に合いませんよ」とおどされても、「今すぐ教えてくれれば、通常より高いレートで換金しますよ」と誘惑されても、乗ってしまわないよう冷静に判断するようにしましょう。

まとめ

急にお金が必要になり、藁にもすがりたい思いで現金化に踏み切る方もたくさんいると思います。しかし、どんな時でもあらかじめ詳しくリサーチしておくことは大事です。携帯電話や電子マネーの現金化は法的には違法でなくとも、キャリア側やカード側からは禁止されていることでもあります。グレーゾーンだからこそ、業者選びは慎重にすることが重要。後で取り返しのつかないことにならないよう、焦らずに、少しでも怪しいと思ったら一度立ち止まって納得のいくまで調べるようにしましょう。