携帯電話料金の現金化に便利!各キャリアの締日と支払日について

携帯電話の決済枠を使って買い物をし、現金に換金する“携帯電話料金の現金化”。指定の商品を購入後、現金化業者が購入額の6割~7割で買い取ってくれるというシステムです。最近では、宛先を店にして注文完了や配送完了のメールを送るだけで即現金化してくれるところも増えてきて、急遽お金が必要な時に使われる方法です。しかしここで忘れてはならないのが支払いのこと。請求は携帯料金の支払いと共に来ますが、そのスケジュールはキャリアごとに異なります。払い忘れのないよう、それぞれのキャリアの締め日と支払い日を正しく把握しておきしましょう。

ドコモケータイ払い

まずは、2年連続でサービス顧客満足度1位に輝いた、ドコモ(docomo)の支払いスケジュールから。ドコモは月末締め、翌月末支払いです。つまり簡単に言うと、4月いっぱいに使った分の請求が5月末日に来るということ。請求書は支払い月の10日~16日くらいに届きます。
利用限度額は契約年数によって異なり、最大で5万円使用することができます。
月額使用料も必要ありません。かんたんに利用できる決済サービス「ドコモケータイ払い」では、対応サイトでの購入画面で「ドコモ ケータイ払い」を選んだ後に、“電話料金合算払い”、“ドコモ口座払い”、“DCMX(クレジットカード」”、“その他クレジットカード”、一定額を超えるまでは暗証番号を入れる必要のない“iDネット決済” など5つのお支払方法から選択が可能。
ほかにも、“dメニュー掲載コンテンツ”、“Google PlayTM”で購入したコンテンツ決済に使える「spモードコンテンツ決済」などがあります。いずれも支払いは月末の携帯利用分と合わせて請求がきます。

auかんたん決済

次にauですが、こちらは月末締めの翌25日支払いとなります。ドコモより請求が早く、支払い月に7日ころにメールで届きます。スマートフォンやパソコンで購入したデジタルコンテンツやショッピング等の代金を月々の通信料と合算して支払えるサービスで、平均で5万円~10万円の利用枠があり、審査なども必要なく、もちろん月額使用料も必要なし。決済の際には「auかんたん決済」のほか、「auウォレット」というのがあります。「auウォレット」にはチャージした分だけ使えるプリペイド式と一般的なクレジットカードと同じ「auウォレット クレジットカード」があります。プリペイド式のほうは自分でチャージした金額の分だけ使用できるというものなので、携帯電話現金化には向かないでしょう。「auウォレット クレジットカード」はVISAかマスターカードのどちらかから選ぶことになりますが、これは普通のクレジットカードと同じ扱いになり、審査もあるのと、カードによっては年会費がかかることもあるので注意が必要です。

ソフトバンクまとめて払い

ドコモ、auと締日&支払い日はひとつでしたが、ソフトバンクだけは締日も支払日もなんと3通りあるので、注意が必要です。3パターンの内訳は以下のとおり。
① 月末締め、翌26日支払い(請求書到着翌15日ごろ)
② 10日締め、翌6日支払い(請求書到着翌15日ごろ)
③ 20日締め、翌16日支払い(請求書到着翌5日ごろ)
この締日&支払日の違いは、契約した時期によって異なります。クレジットカードなどは必要なく、4桁の暗証番号を入れるだけで利用することができます。利用限度額は満20歳未満&満20歳以上ともに契約から3ヵ月未満で5千円/月、満20歳以上で3万円/月で、携帯契約から3年経つと満20歳以上は5万円/月以上に上がるようです。こちらも特に申し込みなどは必要なく、月額使用料も無料、携帯契約から3ヵ月たつと自動的に使えるようになります。また、ソフトバンクには「S!まとめて支払い」と決済方法もありますが、こちらはiPhoneやスマートフォンでは利用できず、ケータイのみの対応となります。

Y!mobile (Yモバイル)まとめて支払い

最後にYahoo!のモバイル携帯、Y!mobile(ワイモバイル)での支払いについて。Y!mobile(ワイモバイル)の「Y!mobile(ワイモバイル)まとめて支払い」は月末締め26日支払いとなっています。Y!mobile(ワイモバイル)はソフトバンクと合併しているため安心安全、基本的なサービス内容はソフトバンクの「ソフトバンクまとめて支払い」と同じものになります。ひとつ違うのはY!mobile(ワイモバイル)の場合はiPhone、スマートフォン、ケータイとすべての機種で使えること。これは他のキャリアにはない強みです。

まとめ

ソフトバンク以外は、25日以降の請求になるのでお給料後の支払いができることが多く、携帯電話代と一緒に清算できるのでとても便利な決済方法になっています。とはいえ、基本は一括返済のみで分割払いはできないので、あらかじめ注意が必要。それぞれのキャリア、契約年数によって利用限度額も変わるので、初めて携帯電話料金の現金化サービスを利用する際には、あらかじめ必ずキャリア決済枠の上限を確認するようにしましょう。